専攻 講座 分野紹介 新旧講座対応表






低ホスファターゼ症と関連した変異型アルカリホスファターゼの解析

組織非特異型アルカリホスファターゼ(TNSALP)遺伝子の突然変異により発症する低ホスファターゼ症は、血液中及び組織のアルカリホスファターゼ活性の低下と骨の低石灰化や歯の形成不全を特徴としている。既に数十例の変異の報告されており、この先天性代謝異常疾患の発症機序並びにTNSALPの石灰化における役割を明らかにする目的で変異型酵素の解析に取り組んでいる。

副甲状腺ホルモン関連ペプチドの細胞内輸送制御機構

副甲状腺ホルモン関連ペプチド(PTHrP) は分子内に2つの細胞内局在化シグナルすなわち、 N-末端の分泌シグナルペプチドと中ほどに存在する核移行シグナルをもつ。分泌シグナルペプチドはリボソーム上に出現したと同時にシグナル認識粒子と結合した後、小胞体膜に結合し、膜結合リボソームを形成する。伸長するペプチドは翻訳に共役して膜透過チャンネルを移行する。したがって核移行シグナルはサイトソル側に露出しない。核移入の受容体と結合できないので核には輸送されないはずである。ところが、軟骨細胞や表皮角化細胞などいくつかの細胞においてPTHrP が核小体に局在する。私たちは PTHrP の小胞体膜透過に調節機構があることを明らかにしつつある。この機構により、核移行シグナルがサイトソル側に露出し、核移行に関与する因子と相互作用して核に輸送されるものと考えられる。

細胞内膜輸送におけるゴルジ体局在蛋白質ゴルジンファミリーの機能解析

粗面小胞体で合成された膜蛋白質や分泌蛋白質はゴルジ体へ運ばれて、そこからそれぞれ然るべき場所へ選別、輸送される。その過程でなされる糖鎖付加等の成熟化は蛋白質の機能発現に重要な意味をもつ。小胞体からゴルジ体への膜輸送について、ゴルジ体局在蛋白質ゴルジンファミリーの機能を中心に解析を進めている。





織田公光教授口腔生化学
天谷吉宏准教授口腔生化学
相田美和助教口腔生化学
佐藤康仁社会人大学院生口腔生化学
Sara Sultana大学院生口腔生化学
牧田早織大学院生口腔生化学
岡村 京産学官連携技術者口腔生化学
AL-SHAWAFI HIBA技術支援口腔生化学







網塚憲生、李敏啓, 田村正人, 織田公光 / 骨・軟骨に対するPTH/PTHrP作用における形態学的知見 / Clinical Calcium / 19 / 935 / 943 / 2009 /

Sobhan U, Sultana S, 織田公光、小島拓、李敏啓、鈴木礼子、柳鋳昆、FreitasP, 網塚憲生、小澤英浩、下村-黒木 淳子 / 骨細胞・骨細管系におけるFGF23とDMP-1の免疫局在 / The Bone / 23 / 361 / 365 / 2009 /

天谷吉宏 / iPS細胞樹立の新しいアプローチ / 新潟歯学会雑誌 / 39 / 57 / 60 / 2009 /

織田公光 / 低ホスファターゼ症の発症メカニズム / 生化学 / 80 / 1112 / 1115 / 2008 /

Freitas PHL, 小島 拓、Ubaidus S, 李 敏啓、高木律男、前田健康、織田公光、小澤英浩、網塚憲生 / 力学負荷モデル実験における軟骨細胞の組織学的変化 / The Bone / 22 / 247 / 251 / 2008 /

織田公光 / 脚光を浴びる亜鉛のホメオスタシス / 新潟歯学会雑誌 / 36 / 243 / 245 / 2006 /

鈴木啓展、大島勇人、織田公光、李 敏啓、網塚憲生、吉江弘正、野田政樹、前田健康、小澤英浩 / Klotho遺伝子欠損が骨の細胞および骨基質に及ぼす影響 / The Bone / 20 / 395 / 399 / 2006 /

天谷吉宏 / アルツハイマー病の遺伝子産物、プレセニリンの表と裏 / 新潟歯学会雑誌 / 34 / 239 / 241 / 2004 /

石田陽子、小丸圭一、織田公光  / アルカリホスファターゼの構造と機能 / 臨床化学 / 33 / 36 / 44 / 2004 /

伊藤将広、織田公光、網塚憲生、小澤英浩 / アルカリフォスファターゼ遺伝子異常による致死性骨疾患 / The Bone / 16 / 3 / 7 / 2002 /

網塚憲生、佐々木朝代、小澤英浩、織田公光、入江真理子 / 副甲状腺ホルモン関連ペプチドの核小体移行 / The Bone / 14 / 515 / 518 / 2000 /






| Top | About MDS | Education System | Research | New,Event |